大谷大学 文化環境ゼミ 3回生 2016年度後期(1)
琵琶湖から疏水をたどる(2) 蹴上~烏丸紫明
平成28年11月28日(月)前期(5月29日)の蹴上までの調査の続きを調査しま
した。
前回の最終地点蹴上インクラインに13時に集合し出発。
はじめは臨済宗本山である南禅寺に疏水が通っているということで南禅寺へと
向かいました。(写真下)
高さ10mほどの高さのレンガで造られた疏水がありました。
正式名は南禅寺水路閣といい幅4.06m、水路幅2.42mあり、日本人だけで作られたものだそうです。(写真下・疏水上から)
そしてこの疏水を追うために次は疏水の横を歩ける哲学の道に行きました。(写真下)
水路の幅は広くなってましたが深さはそれほど深くなかったです。魚やカモがいたりなどしました。
また紅葉の季節だったため多くの観光客が歩いており、周りからは外国の言葉しか聞こえないほどでした。出店などもでておりにぎやかな道で楽しく歩くことができました。
哲学の道を抜けると今度は西へと疏水が白川通の西へと流れていました。
この部分の疎水は道路の横にあり、水路幅も広くなっていました(写真下)。
白川の名前の由来は比叡山の花崗岩が伸縮され流れてきた砂がたまり、その色が白いことからだそうです。この白い砂は白川砂といい、寺院の庭にも使用されています。
北白川に入ると住宅街の中を通っており、疎水幅もかなり狭まっていき、白川というだけあって疎水の底に白川砂がありました。